McAfee(旧Network Associates)がセキュリティ事業への注力を理由に、Sniffer Technologiesを売却して、Network Generalが戻ってきた。
McAfee(旧Network Associates)がセキュリティ事業への注力を理由に、Sniffer Technologiesを売却して、Network Generalの名前が再び戻ってきた。
新生Network Generalの社長兼CEOとなったブルース・フラム氏は、1997年のMcAfee Associatesと合併前の旧Network General時代、アジア太平洋地域のバイスプレジデントとして、日本法人を設立するなどした人物。9月8日、都内で戦略発表会を開き、「また戻ってこられてうれしい」と挨拶した。
同社はネットワーク管理分野で18年の経験を持っており、フラム氏によれば、2億ドルを売り上げる独立系で最大のネットワーク解析・管理製品ベンダーになる。「Sniffer Portable」「Sniffer Distributed」のほか、SMB向けの「Netasys」、高速データキャプチャの「Infinistream」などを提供している。
7月には、日本ネットワークジェネラルも発足。今後も革新を提供できることを示すため、「Sniffer Technologies s6040 Ver.1.5」「Sniffer Distributed 4.5」、Sniffer Distributed 4.5用のアドオンソフト「Sniffer Voice 2.5」「Appera Application Manager 1.0」の新製品4つを発表した。10月1日から販売開始する予定だ。
フラム氏は、日本法人の立ち上げを行っただけあり、個人的にも日本に思い入れが強いよう。「期待している市場」「日本の展望は明るい」などと語った。
日本市場へのコミットメントとして同氏は、人材の強化・日本市場を見据えた製品・第一級のサポートを提供していく。そう約束した。
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