IBM、POWER5搭載Linuxサーバ「OpenPower」発表、価格は5000ドルから

米IBMはPOWER5プロセッサを搭載し低価格を実現したLinuxサーバ「eServer OpenPower 720」を正式発表した。

» 2004年09月14日 09時33分 公開
[ITmedia]

 米IBMは9月13日、POWER5プロセッサ搭載のLinux専用サーバ「eServer OpenPower 720」を発表した。競合のHPやSunが提供しているエントリーレベルのUNIX/Linux製品よりも価格を抑え、性能は多くの面で上回るとうたっている。

 OpenPowerは1.5GHzまたは1.65GHzのPOWER5搭載で、OSは「Novell SUSE LINUX Enterprise Server 9」と「Red Hat Enterprise Linux AS 3 Update 3」に対応。9月24日に出荷予定で米国での価格は5000ドル。競合する同程度の仕様の4ウェイサーバと比較した場合、HP rx4640-8(1.5GHz)よりも65%、Dell 7250(1.5GHz)よりも55%、Sun V40z(2.4 GHz)よりも17%安上がりになるとしている。

 10〜12月期中には仮想化オプションも提供予定で価格は2000ドルから。来年上半期には2ウェイのOpenPowerも投入予定。

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