マイクロソフト、VBによる既存資産の.NET移行を促進するキャンペーンを実施

マイクロソフトは、VB 6.0以前の開発スキルおよび既存資産を.NETベースに移行促進するための「VBマイグレーション」キャンペーンを10月4日から開始する。

» 2004年10月04日 20時12分 公開
[ITmedia]

 マイクロソフトは、Visual Basic 6.0以前の開発スキルおよび既存資産を.NETベースに移行するための支援施策、「VBマイグレーション」キャンペーンを10月4日から開始する。

 同キャンペーンは、専用ポータルサイト(VBマイグレーションセンター)の設置、およびマイグレーションパートナーからのサービスや情報の提供から構成される。とくに企業内に蓄積されているVisual Basic 6.0以前の開発資産を.NETベースで再利用する技術情報、Visual Basic開発者の.NETスキルの獲得などを支援し、企業の情報システム構築における.NETへの採用を促進するのが目的。

 XML Webサービスだけでなく、ASP.NETによるWebアプリケーションの開発、ADO.NETによるデータベースアプリケーションの開発、Windowsフォームによるスマートクライアントの開発など、さまざまな分野で.NETの特長が活用できることを訴求し、Visual Basicの利用をさらに推し進める。

 また、2003年7月に発表したVSIP(Visual Studio Industry Partner)プログラムに基づいた「マイグレーションパートナー」の募集を新たに開始する。Visual Studio .NETの機能拡張に関心のあるパートナーと連携することで、マイクロソフトからの技術情報に加えて、パートナーからの技術情報やサービスの提供などを行う。

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