F5ネットワークスジャパンは、SSL VPNアプライアンスの新バージョン「FirePass リモートアクセスコントローラ 5.2」をリリースした。
F5ネットワークスジャパンは10月6日、SSL VPNアプライアンスの新バージョン「FirePass リモートアクセスコントローラ 5.2」を発表した。
FirePassは、企業システムとリモートアクセスユーザーの間に立ってSSL VPNによる安全な接続とアクセス制御を提供する。新バージョンでは、VLAN対応などのセキュリティ機能の強化に加え、運用、管理を容易に行えるような改良が加わった。
具体的には、レイヤー構造のポリシーエンジンによって、アクセス制御/管理の粒度を高めながら、構成作業の簡素化を図った。これにより、ユーザーとリソース/アプリケーションとの間のセキュリティポリシーを包括的に制御できるという。
また、これまでクライアントとしてサポートされてきたWindows PCやLinux、Macintosh、Solarisに加え、PocketPC搭載のPDAをサポートし、アクセス環境の幅を広げた。
FirePass 5.2は既に提供可能な状態にある。保守契約を結んでいるFirePassの顧客には、無償でのアップデートが提供される。
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