ソリトン、検疫ネットワークを実現するアプライアンスを発売

ソリトンシステムズは、検疫ネットワークを実現するブリッジ型のアクセス制御アプライアンス「Net’Attest Security Filter Ver1.2」を発表した。

» 2004年10月19日 12時45分 公開
[ITmedia]

 ソリトンシステムズは10月18日、検疫ネットワークを実現するブリッジ型のアクセス制御アプライアンス「Net’Attest Security Filter Ver1.2」を発表した。日本テレコムが提供する検疫ネットワークサービス「SecureLANs」でも採用された製品だ。

 Net’Attest Security Filterは、未認証ユーザーや持込PCのアクセスを遮断するアプライアンス製品。許可されたPCについても、クライアントPCにインストールされたエージェントソフト「Net’Attest LogOn」を通じて、セキュリティパッチやウイルス対策ソフトウェアのパターンファイルといった情報をSecurity Filterに伝え、未対応の端末についてはネットワークへの接続を拒否する。その後、治療用サーバにアクセスさせて修正させるといった運用も可能だ。

 特徴は、ブリッジとして動作するため既存のネットワークに変更を加える必要がないこと、外部サーバとして、RADIUSサーバやPOP/APOPサーバ、あるいはForeScoutの「ActiveScout」「WormScout」といったセキュリティ製品と連携できることなどが挙げられる。

 同時にリリースされた「Net’Attest Policy Server」を利用すれば、複数のSecurity Filterをまたいでのユーザーの一元管理も可能だ。

 Net’Attest Security Filterには、10/100Mbpsのポートを搭載した「ファーストイーサ版」と10/100/1000Mbpsに対応した「ギガイーサ版」の2種類がある。価格はそれぞれ35万4000円、155万4000円(1000BASE-SX対応の機種は182万2000円)で、11月10日より出荷が開始される。

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