プロマーク、サーバ/セキュリティ機能を盛り込んだオールインワンアプライアンスを発表

プロマークは、各種サーバ機能に加え、ウイルス対策やアンチスパム、ファイアウォールなどさまざまなセキュリティ機能を搭載したアプライアンス「ProGuard」を発表した。

» 2004年11月16日 18時47分 公開
[ITmedia]

 プロマークは11月16日、メールサーバ/Webサーバ、DNSサーバといった各種サーバ機能に加え、ウイルス対策やアンチスパム、ファイアウォールなどさまざまなセキュリティ機能を搭載したオールインワン型のアプライアンス製品「ProGuard」を発表した。

 今回リリースされた新製品は、企業のインターネット接続に必要なDNSサーバやWeb/メール/FTPサーバ、ファイルサーバといった機能を搭載している。さらに、ドイツのH+BEDV Datentechnik GmbHが提供するウイルス対策エンジンをベースに、アンチスパム機能などを盛り込んだセキュリティ製品「ProScan」を搭載。ほかにもファイアウォールや不正侵入検知、VPN、コンテンツフィルタリングといった複数のセキュリティ機能を統合している。

 製品は対象ネットワークの規模に応じて、デスクトップ型の「ProGuard-I」、中規模ネットワーク向けのミドルタワー型「ProGuard-II」、1000ユーザー以上の大規模システムをターゲットとしたラックマウント型の「ProGuard-E」と、3モデルが用意されている。価格はそれぞれ29万8000円から、74万8000円から、118万円から。

 プロマークでは、各機能を個別に導入する場合に比べ、コストパフォーマンスに優れる点を強みに、企業やホスティングサービスを提供するデータセンター/サービスプロバイダー向けに、11月18日より販売を開始する。出荷は11月末の予定だ。

 なお同社は、かつてマイクロソフトによって買収されたルーマニアのウイルス対策企業、GeCADの代理店として、同社のウイルス対策製品「RAV Antivirus」の国内販売を行っていた。

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