エンテラシスがIDS製品「Dragon」をバージョンアップ

エンテラシス・ネットワークスは不正侵入検知システム(IDS)の新バージョンとなる「Dragon 7.0」を発表した。

» 2004年11月30日 12時56分 公開
[ITmedia]

 エンテラシス・ネットワークスは11月30日、不正侵入検知システム(IDS)の新バージョンとなる「Dragon 7.0」を発表した。

 Dragonは業界の中でも比較的古くから提供されてきたIDS製品。スタンドアロンのIDSとして利用できるだけでなく、同社のスイッチ「Matrixシリーズ」とポリシー管理ツール「NetSight Atlas」と組み合わせることにより、未知の脅威についても検出、対応できる自動隔離ソリューション「Dynamic Intrusion Response(DIR)」を構築できる。

 新バージョンでは、新たなマルチスレッド型アーキテクチャを採用し、ギガビットクラスのパフォーマンスを実現するほか、管理機能の強化、バーチャルセンサー機能の追加などが図られている。また、HTTP通信を監視し企業Webサーバを保護する、Webサーバ侵入防止テクノロジが実装される。

 Dragon 7.0の価格はNetwork Sensorソフトウェアが59万1000円からで、12月1日より販売が開始される。既存の顧客には無償アップグレードが提供される。

 なお、住友商事ではDragonを搭載した独自のIDSアプライアンス「DMシリーズ」を提供しているが、このアプライアンスもDragon 7.0をサポートすることになる。

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