サイボウズ、ASP形式の「迷惑メールブロックサービス」を開始

サイボウズは、企業宛てに送り付けられるスパムや迷惑メールをブロックする「サイボウズ 迷惑メールブロックサービス」の提供を開始した。

» 2004年12月02日 00時37分 公開
[ITmedia]

 サイボウズは12月1日より、企業宛てに送り付けられてくるスパムや迷惑メールをブロックするASP型のサービス「サイボウズ 迷惑メールブロックサービス」の提供を開始した。

 同社は「サイボウズ Office」「サイボウズ ガルーン」といったグループウェア製品で知られるが、今回提供されるのは、サイボウズによるマネージド型のセキュリティサービス。顧客メールサーバが迷惑メールを受信する前にフィルタリングを行い、迷惑メールが引き起こすトラブルや業務効率の低下を未然に防ぐ。

 迷惑メールかそうでないかの判断は、データセンター側で動作する「学習型フィルター機能」が下す。このフィルタはベイズ理論を応用したもので、ユーザーごとの迷惑メールの特徴を学習することで精度を向上させることができる。この結果、迷惑メールと判断されたものは専用フォルダに一時保存され、必要に応じて確認できる仕組みだ。

 サイボウズでは、ユーザーごとに振り分け設定や削除といった作業を行う必要がなくなること、メールサーバの手前でフィルタリングを行うためサーバ負荷の軽減につながることなどがメリットだと説明している。

 サイボウズ 迷惑メールブロックサービスの初期導入費用は2万円で、料金は5ユーザーの場合で月額1500円から。同社は2005年2月28日までの期間限定で、初期費用無償などの特典を盛り込んだキャンペーンも展開する。

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