中古車オークション会場の情報管理にRFID活用

» 2004年12月16日 18時25分 公開
[ITmedia]

 JU埼玉オートオークションと日立製作所、NTTコミュニケーションズは、大規模な中古車オークション会場の情報管理システムの実証実験を2005年2月にスタートする。RFIDと無線LAN、PDAを使って車の展示位置や走行距離などが瞬時に分かるシステム構築。実用性を検討する。

 JU埼玉のオークション会場内の中古車に、位置情報や走行距離、修理や検査の履歴などを登録したRFIDタグを装着。タグ読み取り機能を備えたPDAから無線LAN経由で会場内のシステムに接続し、中古車の情報を検索する。

 PDAの管理には、IPv6技術を使ったモバイルIPサービスを利用。会場を移っても設定変更なしに利用できるようにする。

 日立製作所は無線LAN位置情報システムを提供。NTTコミュニケーションズは、RFID管理システムやIPv6システムを提供する。

 実験は2005年3月まで。結果を踏まえて事業化を検討する。

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