キヤノン子会社、スパイウェア除去ソフトのライセンス版を提供

キヤノンシステムソリューションズは、スパイウェアの検出/除去を行うセキュリティソフトのライセンス版、「Spybot Search & Destroy コーポレートライセンス」の販売を開始する。

» 2004年12月16日 21時37分 公開
[ITmedia]

 キヤノンシステムソリューションズは12月17日より、スパイウェアの検出/除去を行うセキュリティソフト「Spybot Search & Destroy(Spybot S&D)」のライセンス版となる「Spybot Search & Destroy コーポレートライセンス」の販売を開始する。

 Spybot S&Dは、アイルランドのSafer Networkingが開発したWindows向けのスパイウェア除去ソフトで、2万1000件に上るシグネチャデータを元に、PCに埋め込まれてしまったスパイウェアやバックドアプログラムなどを除去する。

 また、Web閲覧時に送り込まれるスパイウェアをブロックしたり、アプリケーションがレジストリの変更を試みる際に警告を表示させるといった機能を備え、スパイウェアの侵入をブロック。また、スパイウェアと誤ってファイルを削除したり、レジストリを変更してしまった場合に備え、自動バックアップ/リカバリ機能も搭載している。

 今回リリースされるのは、このSpabot S&Dを多数のPCに導入したいと考える企業/組織向けのライセンスで、パッケージ版よりも安価な価格になっている。具体的には、10〜14ライセンスの場合で3160円から。同社では、学校/教育機関向けのアカデミックライセンスも用意するという。

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