キヤノンシステムソリューションズ、2種類のセキュリティソフトを発売

キヤノンシステムソリューションズは、パーソナルファイアウォール「Outpost Firewall Pro」とスパイウェア除去ソフト「Spybot Search&Destroy」を発売する。

» 2004年08月19日 19時50分 公開
[ITmedia]

 キヤノンシステムソリューションズは9月3日より、パーソナルファイアウォールソフトの「Outpost Firewall Pro」と、スパイウェア除去ソフト「Spybot Search&Destroy」の販売を開始する。

 Outpost Firewall Proは、キプロス共和国のAgnitumが開発したパーソナルファイアウォール製品。パケットフィルタリングに基づく防御のほか、悪意あるプログラムをブロックするアクティブコンテンツ フィルタ機能、電子メールの添付ファイルが直接実行されないようにする添付ファイルフィルタ機能などを搭載している。また、ユーザーの許可がない限り個人情報などを外部に送信させないようにするプライバシー保護機能もサポートした。

 対応プラットフォームはWindows 98/Me、Windows NT 4.0/2000/XP。価格はパッケージ版が5800円、ダウンロード版は3480円だ。キヤノンシステムソリューションズでは発売に先立ち、30日間無償で試用が可能な体験版のダウンロードを開始している。

 もう1つのSpybot Search&Destroyは、アイルランドのSafer Networkingが開発したスパイウェア検出/除去ソフトだ。1万7000件を越えるシグネチャデータを元に、PCに埋め込まれてしまったスパイウェアやバックドアプログラムなどを除去するだけでなく、Webを閲覧時に送り込まれるスパイウェアをブロックし、侵入を阻止する。スパイウェアと誤ってファイルを削除したり、レジストリを変更してしまった場合に備え、自動バックアップ/リカバリ機能も搭載した。

 動作環境はOutpost Firewall Proと同様、Windows 98/Me、Windows NT 4.0/2000/XPで、パッケージ版の価格は5000円、ダウンロード版は3000円となっている。

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