セキュアード、指紋認証とワンタイムIDによる認証システム

セキュアードは、ワンタイムID双方向認証と指紋認証USBを組み合わせた認証システム「f-SKIP9」の販売を開始した。

» 2004年12月21日 22時09分 公開
[ITmedia]

 セキュアード・コミュニケーションズ(セキュアード)は12月21日、ワンタイムID双方向認証と指紋認証USBを組み合わせた認証システム「f-SKIP9」の販売を開始した。

 同システムは、Windowsにログオンできる指紋認証USBの中に、同社のワンタイムID双方向認証「SKIP9」の認証鍵を格納。指紋認証の後に、ワンタイムID双方向認証を行うもの。

 ワンタイムID双方向認証とは、サーバ・ユーザー間のセッションごとに生成される使い捨てIDと使って継続的に認証を行い、サーバとクライアントは双方向で認証する。ワンタイムIDでは、特定時点の通信内容が傍受されても次の通信時には別のIDで通信するため、なりすましが困難になる。また、双方向認証により、サーバとクライアントが互いに正当性を検証するので、双方の情報保護が可能だという。

 f-SKIP9は、Windows自動ログイン、ファイルの暗号化/復号化、情報漏洩防止・不正利用防止などに利用できる。

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