不正アクセスの検索を容易に、網屋がセキュリティ監査ツールを強化

網屋はセキュリティ監査ツール「bv-Control」の機能を強化し、新たに「アクセスログ検索システム」を追加した。

» 2005年01月27日 15時31分 公開
[ITmedia]

 網屋は1月26日、セキュリティ監査ツール「bv-Control」の機能を強化し、新たに「アクセスログ検索システム」を追加したことを発表した。

 bv-Controlは、米BindView社が開発したセキュリティポリシー監査ツール。Windowsシステムのインベントリ情報に加え、アクセスやプリントなどさまざまなログを収集し、システム運用や個人情報漏洩対策を支援する。

 同社は先に、ファイルサーバに対するアクセスのログを収集、レポート化する無償の追加機能「アクセスログ収集システム」をリリース済みだ。これに、今回リリースされたアクセスログ検索システムを組み合わせることで、収集したログ情報の検索や追跡がより容易になるという。

 具体的には、「特定の日時の間にアクセスしたユーザーの情報」「特定のフォルダ内のデータにアクセスした記録」といった形で、詳細に条件を設定して情報を抽出できる。あらかじめ「不審なアクセス」の条件を定義しておき、それに当てはまるアクションが検出された場合に管理者にアラートを送信することも可能だ。

 同社は、bv-Controlとアクセスログ収集システム、アクセスログ検索システムの組み合わせにより、管理の手間を削減しながら、規定に反する不正なアクセスを監視、記録し、企業の情報漏洩対策を支援できるとしている。価格は35万4000円だが、3月末までの期間限定で50%オフのキャンペーンを実施する。

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