Infobloxの認証アプライアンス、Active Direcrotyなどとの統合も可能に

Infobloxは、認証アプライアンスの新バージョン「RADIUSone バージョン1.2」を発表した。複数のディレクトリサービスとの統合を可能にする新機能が搭載されている。

» 2005年02月09日 20時04分 公開
[ITmedia]

 Infobloxは2月9日、認証サーバアプライアンスの新バージョン、「RADIUSone バージョン1.2」を発表した。

 RADIUSoneは、名称のとおりRADIUSのほか802.1x標準に対応した認証アプライアンス製品。ローカルネットワークはもちろん、無線LANやリモートからのVPNアクセスの際のユーザー認証/認可を、アプライアンス形式により手軽に実現する。

 新バージョンでは、複数のディレクトリサービスとの統合を可能にする「Multi-Store機能」が搭載された。具体的には、MicrosoftのActive Directoryのほか、ノベルのeDirectory、RSA Secur IDといった既存のディレクトリ/認証システムとの連携が可能になる。

 また「Multi-Auth機能」では、1つのIDやユーザー名で異なるタイプの認証を行えるようになる。いわゆるシングルサインオンが可能となり、ユーザーおよび管理者側の負担を減らせるという。

 同社はさらに、企業向け無線LANスイッチ製品を提供するAruba Wireless Networksと提携を結び、双方の製品を組み合わせたワイヤレスソリューションを提供することも発表している。

 RADIUSoneの価格はオープンプライス。2月11日より販売が開始される。

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