住友生命、新卒採用に関する個人情報303人分を電子メールで誤配信

住友生命は、総合職員採用に応募している一部学生303人分の個人情報を流出したと発表した。会社訪問に関する電子メールを送信する際に、応募者リストが添付されていることを見逃してしまった。

» 2005年03月28日 15時11分 公開
[ITmedia]

 住友生命は3月28日、総合職員採用に応募している一部学生303人分の個人情報を流出したと発表した。

 2006年度の総合職員採用に応募した関東の私立大学303人分の応募者リストを、そのリスト内の56人に対して、電子メールで誤配信した。流出したのは、氏名、住所、電話番号、大学名、学部、学科、携帯電話番号など。志望度合といった面接状況に関する情報も含まれていた。

 送信先となった56人の学生には、直接連絡を取り、電子メールの削除を依頼し了解をもらっているという。残りの247人の学生に対しては、人事部役職者が事情説明とお詫びをしている。現在のところ、第三者による不正使用は確認されていない。

 3月24日夜、56人に学生に対して会社訪問に関するメール送信したが、その際に応募者のリストが添付されていることを見逃した。

 事態を重く受け止め、今後、社外宛電子メールの発信ルールを再徹底させるほか、発信時のチェック体制強化を検討するとしている。

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