個人情報漏えいの緊急対応支援「個人情報119」サービス――ラック

ラックは、「個人情報漏洩緊急対応サービス(個人情報119)」を提供すると発表した。

» 2005年04月13日 16時25分 公開
[ITmedia]

 ラックは4月13日、「個人情報漏洩緊急対応サービス(個人情報119)」を提供すると発表した。

 個人情報の漏えいの可能性を内部調査する初期段階から、漏えい事実の確認、ルートや犯人の特定、関係機関への届出支援、再発防止策の提案/実施までを行うサービス。個人情報漏えい事故に対しては、企業は迅速かつ的確な対応が求められるが、初めての経験となることが多く、動揺により証拠保全が適切になされなかったり、関係機関への報告が遅れてしまうケースが多い。

 ラックでは、早期の事案対処を行うことで被害の拡大や再発が防止できるとして、(1)初動対応、(2)調査・分析、(3)復旧支援、(4)被害者保護・謝罪、(5)再発防止の本格対応の5つのメニューで対応を支援する。

 24時間を目処にした被害拡大防止/証拠保全のアドバイスを行うほか、1週間程度で原因調査、手法・漏えいルート調査、犯人調査など実施。停止したサービスを再開する際には、Webサイトやサーバ、データベースなどの脆弱性診断を行い、サービス再開のシナリオを作成する。また、被害者へ対応や監督官庁や警察への被害届提出なども支援する。

 根本的な再発防止に当たっては、企業のIT活用戦略に沿う形で、システム、ネットワークから運用マネジメントまでの対策支援を提供する。

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