デジタルアーツ、Webフィルタリングソフトのログの中から問題行動を抽出するツール

デジタルアーツは、同社のWebフィルタリングソフト「i-フィルター」が出力したログの中から問題行動を抽出するためのツール「i-フィルター Log Search」を発表した。

» 2005年04月18日 19時56分 公開
[ITmedia]

 デジタルアーツは4月18日、同社のWebフィルタリングソフト「i-フィルター」が出力したログを元に問題行動を洗い出し、特定するためのツール「i-フィルター Log Search」を発表した。

 i-フィルターは、不要なWebサイトへのアクセスをブロックするとともに、掲示板などへの書き込み(POSTメソッド)やファイルのアップロードといった操作を制御する機能を備えたフィルタリングソフトだ。

 今回発表されたi-フィルター Log Searchは、このi-フィルターのアクセス記録の中から、「いつ」「だれが」「どんなURLにアクセスしたか」といった条件を元に、問題となる操作を抽出するためのツール。Webメールや掲示板など、Web経由の情報漏えい事件が発生した場合に、その経路と原因、犯人を特定する手助けとなる。

 i-フィルター Log Searchの参考価格は500ライセンスの場合で16万2500円で、4月26日より販売が開始される。同社ではこのツールにより、事前の対策だけでなく事後対応を支援できるとし、企業、官公庁向けに販売していく。

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