富士通SSL、「シンクライアントネットワーク構築サービス」を提供

富士通SSLは、「シンクライアントネットワーク構築サービス」を4月27日から提供する。

» 2005年04月20日 17時24分 公開
[ITmedia]

 富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(富士通SSL)は、「シンクライアントネットワーク構築サービス」を4月27日から提供する。数千台規模のシンクライアンとネットワークを構築してきた技術を生かし、セキュリティソリューションを拡充する。

 Citrix MetaFrameを利用して、シンクラアントの基本的な利用環境の構築および、Active Directoryのグループポリシーを使用した利用者権限管理環境を構築する「基本システム構築サービス」のほか、社外からシンクライアント環境へアクセスできる「モバイル接続サービス」、ワンタイムパスワードを使用した「認証強化サービス」、「サーバOSセキュリティ強化サービス」などの5サービスを用意。シンクライアントに、富士通のHDDレス端末「FMVシンクラアント」を利用するメニューも準備するとしている。

 個人情報保護法の施行により、情報漏えい防止をするものとして、シンクライアントに注目が集まっている。シンクライアンとは、最低限の機能しか持ないクライアント端末。アプリケーションやデータをサーバ側で一元的に管理することで、情報管理などがしやすくなるメリットがある。

 価格は、クライアント100台の基本システム構築サービスで760万円からとなっている。

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