重要なファイルへのアクセスを重点的に監視、セイ・テクがログ監視キット

セイ・テクノロジーズは4月25日より、サーバ監視ツール「BOM」を活用して重要なファイルに対するアクセス情報を重点的に監視する「セキュリティログ監視キット」を販売する。

» 2005年04月22日 18時57分 公開
[ITmedia]

 セイ・テクノロジーズは4月22日、同社のサーバ監視ツール「BOM」を活用して重要なファイルに対するアクセス情報を監視する「セキュリティログ監視キット」を発表した。

 同社のBOMは、システムの監視やリカバリを行うサーバ監視ソフトウェア。中でもイベントログ監視機能では、ユーザーのログオン/ログオフやファイル、フォルダへのアクセスといったイベントを記録することができる。

 今回発表されたセキュリティログ監視キットは、BOMのイベントログ監視機能とWindowsの監査機能を組み合わせ、重要なファイルへのアクセスのみを抜き出して監視、記録するもの。BOMが備えるアーカイブ機能を活用し、対象となるセキュリティログをデータベース内に保存し、さらにCSV形式に変換して「いつ、誰がどの重要ファイルにアクセスしたか」といった情報を追跡することができる。

 全社員のすべてのアクセスログを蓄積、記録するとなると非現実的であり、効率も悪いが、同社はこのキットにより、重要な情報に対するアクセスを「狙い撃ち」する形で効果的に監視できるとしている。

 セキュリティログ監視キットの価格は1サーバ当たり14万8000円で、4月25日より同社Webサイトを通じて販売を開始する。またキットを活用するための「セキュリティテンプレート」「同監視ガイド」も、同じくWebサイトより無償でダウンロードできる。

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