OASIS、ソフトインストール標準化の技術委員会新設

国際標準化団体OASISは、XMLスキーマ、パッケージフォーマット、リソースコンテンツなどの定義に当たる技術委員会を設置する。

» 2005年05月18日 08時16分 公開
[ITmedia]

 国際標準化団体のOASISは5月17日、分散型マルチプラットフォーム環境下のライフサイクル管理に必要なソフトインストール特性標準化に向け、技術委員会の新設を発表した。

 新技術委員会の「Solution Deployment Descriptor(SDD) Technical Committee」は、SDDのためのXMLスキーマ、SDD同士を関連付けるためのパッケージフォーマット、リソースコンテンツなどの定義に当たる。SDDではソフトスタックのすべてのレベルでインストール可能なユニットの集約について記述するほか、このソリューションの導入対象で必要となる要件を定義する。

 この取り組みにはComputer Associates、富士通、HP、IBM、NEC、Novell、Sun Microsystemsなどが参加。異種混在型インフラプラットフォーム導入の選択肢を残しながらライフサイクルを通じた自動化を強化するためには、導入、設定、メンテナンスのスキーマが不可欠だと発表資料では解説している。

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