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» 2005年06月03日 09時25分 UPDATE

シーイーシー、EPMソリューションを紹介するセミナーを開催

6月2日、EPMによる迅速な経営判断のためのソリューション紹介がシーイーシー主催のセミナーで行われた。

[柿沼雄一郎,ITmedia]

 6月2日、東京・渋谷区のホテルで、EPMソリューションを実践するたの情報セミナーが開催された。主催はシーイーシー(CEC)、ほかにピー・シー・エー(PCA)、ウイングアーク テクノロジーズ(ウイングアーク)、マイクロソフトによる共催となり、各社の技術や製品の側面からそれぞれメッセージを発信した。

 EPM(エンタープライズ・パフォーマンス・マネジメント)もしくはCPM(コーポレート・パフォーマンス・マネジメント)は欧米を中心に広まりつつある経営手法で、一定の指針をもとにパフォーマンス管理の仕組みを導入し、経営者の意思決定からマーケティングまですべてをデータによる裏付けで支援していくというもの。米国企業ではすでに8割が導入に取り組んでるとも言われており、コスト削減やリスク回避などの実績をつんでいる企業もある。

 セミナーでは冒頭、マイクロソフト ビジネスパートナー営業本部 ISVソリューション推進部 部長の日詰廣造氏が壇上に立った。

cec01.jpg マイクロソフト ビジネスパートナー営業本部 ISVソリューション推進部 部長 日詰廣造氏

 EPMを実現するには、CRM、ERP、BIといった業務システムをうまく組み合わせ、それらから導かれたデータを活用することが重要となる。だが、これらの業務システム=アプリケーションやデータは別々に存在しており、統合することは困難を伴う。

 日詰氏はこの問題を解決する手段として、.NETテクノロジーによるWebサービスを提案した。XMLによるデータ連携で、各アプリケーションを有機的に結び付けていく方法だ。

 シーイーシーの溝道修司氏も、EPMでは「ERPとCRM、BIが同調し、相互補完することが重要」として、従来のアプリ統合手法であるカスタマイズはコストや時間の面で不利なのに対し、パッケージ製品を利用することで短時間かつ安価にシステム構築が可能と指摘。.NETに対応した同社のCRMツールであるWonderWebシリーズが、PCAのERP製品であるPCA Dream21およびウイングアークのBI製品であるDr.Sumと連携するメリットを強調した。

cec02.jpg シーイーシー、ソリューションサービス本部 WonderWebソリューション部 部長 溝道修司氏
cec06.jpg WonderWebがEPMのポータルとなってそれぞれのツールと連携する

 CRMは顧客情報を管理する。ただし、この顧客の売上情報はERPに入ってしまう。売上の高い顧客へ営業活動が適切に行われているかを知るには、この二つのデータを相互に参照して判断しなければならない。このため、両者の連携なくしては経営に必要な本当のデータは見えてこない。これが溝道氏の言う同調および相互補完だ。

 ピー・シー・エー Dream21事業部 部長の黒川明宣氏も、「ERPの分析機能はすべて過去のデータに対して行うものであり、その結果、傾向は分かるが、それを次の経営につながるものとして判断するのは難しい」として、「だが、CRMやBIと組み合わせることで予測値を算出して可視化でき、その精度も高められる」と連携のメリットを説明。さらにウイングアーク テクノロジーズ 第二営業部 中野浩士氏は、従来のBIツールは経営層が用いる意志決定のためのものという見方がされており、現場で必要となる柔軟なデータ集計が行えないといった問題点を提起、多次元集計ツールであるDr.SumをCRMやERPと連携させることで実現するEPMの有効性を説いた。

cec03.jpg ピー・シー・エー Dream21事業部 部長の黒川明宣氏
cec04.jpg ウイングアーク テクノロジーズ 第二営業部 中野浩士氏
cec05.jpg CRM、ERP、BIの連携で実現するEPMソリューション

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