日立システムアンドサービスが「CipherTrust IronMail」発売、ローカライズも

日立システムアンドサービスは、米CipherTrustのメールセキュリティアプライアンス「CipherTrust IronMail」の販売を開始した。

» 2005年06月09日 02時21分 公開
[ITmedia]

 日立システムアンドサービスは6月8日、米CipherTrustと提携を結び、同社の電子メール向けセキュリティ製品「CipherTrust IronMail」の販売を開始した。

 CipherTrust IronMailは、ウイルスやスパムメールを排除し、外部の不正アクセスから企業を守るとともに、企業が定めたポリシーに違反するメールの送受信をブロックし、情報漏えいのリスクを減らすアプライアンス製品。アプライアンス化されているため、導入、運用が容易なこともメリットだ。

 日立システムアンドサービスではCipherTrust IronMailをオフィスセキュリティ事業の主力製品と位置づけ、他のセキュリティ製品と組み合わせて販売していく。

 また、CipherTrustと共同でCipherTrust IronMailのローカライズを進め、近日中にGUIを日本語化した製品を出荷する予定だ。引き続き、日本市場を意識した機能や品質の向上に取り組む計画という。

 CipherTrust IronMailの価格は、エントリモデルの「S-Class 10」が100ユーザー以下の場合で143万9000円から。日立システムアンドサービスでは今後3年間で30億円の販売を見込んでいる。

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