ニュース
» 2005年06月30日 03時28分 UPDATE

JavaOneで阿波踊りを踊るジャストシステム

ジャストシステムは6月29日(米国現地時間)に、XML文書のオーサリング機能や表示機能を備えた統合XMLアプリケーション開発・実行環境「xfy」(エックスファイ)をJavaOneの会場で発表した。

[新野淳一,@IT]

 ジャストシステムは6月29日(米国現地時間)に、XML文書のオーサリング機能や表示機能を備えた統合XMLアプリケーション開発・実行環境「xfy」(エックスファイ)をJavaOneの会場で発表した。JavaOneが開催されているモスコーンセンター隣のマリオットホテルでは、同社主催の「xfy Night」が開催され、代表取締役社長 浮川和宣氏、代表取締役専務 浮川初子氏を中心に阿波踊りでxfyの登場を盛り上げた。

just01.jpg 鐘を鳴らし、熱く踊り続けるジャストシステムの浮川和宣氏と浮川初子氏(写真左側)。法被の文字は「一太郎」

 「君たちの理想を作ってみよ」というのが浮川社長から開発チームに与えられた使命。その結果出来上がったのがxfyだ。xfyは、XML文書の利点であるコンパウンド・ドキュメントをワープロのように自在に編集できる。XMLコンパウンド・ドキュメント対応としては事実上世界で最初の本格的な対話型オーサリングツールといえる。

 例えば、XHTML文書の中にMathMLで数式を書き、その脇にSVGでグラフィックスを描き、グラフィックスの中にはXHTMLでさらに文書が格納されている、といったものがコンパウンド・ドキュメントだ。いままで複雑なコンパウンド・ドキュメントを記述するには、テキストエディタなどでタグも含めて手書きをする以外に方法はなかった。

 xfyの最大の特徴はモジュール構造を備えていることで、モジュールを記述しさえすればどんなXML文書も解釈して表示し、グラフィカルに編集することができる。モジュールはXVCDと呼ばれるXMLベースのスクリプト言語やJava言語で記述できる。BtoBに使われるXML文書であっても、売り上げ報告書のためにフォーマットを決めた文書でも、モジュールさえ用意すれば同様にxfyが読み込んで伝票のように表示でき、そのまま編集できる。未知のフォーマットであっても、それがXML文書である限りモジュールをプラグインすれば対応できる。「無限の可能性を持つソフトウェア」(浮川社長)。

 xfyの実行環境と開発環境となる「xfy Basic Edition 1.0」は、本日よりベータ版が無料でダウンロード可能。XML文書に対応したコンポーネントの開発環境となる「xfy View Designer」と「xfy Developer's Toolkit」は今後の公開予定。また日本でも7月中にxfyの詳細な説明会を行う予定だという。

Copyright© 2016 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

Loading

ピックアップコンテンツ

- PR -

注目のテーマ