シーア・インサイト、WebメールやIMの利用を監視する「SEERChecker」発売

シーア・インサイト・セキュリティは、WebメールやIMの利用を監視し、履歴や内容を保存できる「SEERChecker Ver.1.0」の販売を開始した。

» 2005年07月01日 12時28分 公開
[ITmedia]

 シーア・インサイト・セキュリティは7月1日、無料で利用できるWebメールやインスタントメッセンジャー(IM)の利用を管理し、履歴や内容を保存できる「SEERChecker Ver.1.0」を発表し、同日より販売を開始した。

 同社はこれまで、サーバやネットワーク機器が生成するログの収集/分析ソフトウェアを提供してきた。いつどこで何が起こったのかを把握できるようにすることで、万一何か事故が発生した際の原因追及/フォレンジックを支援するものだ。

 今回リリースされたSEERCheckerは、一般的なセキュリティ対策における盲点となっているWebメールやIMについて、ログ収集と監視を実現する製品。ソフトバンクBBの協力を得て開発されたといい、管理サーバと、クライアント端末にインストールするエージェントから構成されている。

 SEERCheckerでは、いつ、どのユーザー(IPアドレス)がWebメールやIMでやり取りを行ったかを把握できる。やり取りされた本文や添付ファイル名の把握も可能だ。バージョン1.0では、Yahoo! MailやMSN、Gooなどが提供するWebメール、Yahoo! MessengerやMSN Messenger、AIMといったIMに対応している。

 SEERCheckerの対応プラットフォームは、管理サーバがWindows 2000/Windows Server 2003、エージェントはWindows 98、NT 4.0/2000、XP。価格はオープンプライスだが、クライアントPC100台の場合で75万円程度を予定している。

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