WSUSとの連携も視野に入れた「MBSA 2.0」いよいよ公開

米Microsoftは7月1日付けで、PCのセキュリティパッチの適用状態を検査する無償のツール「MBSA 2.0」を公開した。

» 2005年07月04日 15時19分 公開
[ITmedia]

 米Microsoftは7月1日付けで、PCへのセキュリティパッチの適用状態を検査するツール「Microsoft Baseline Security Analyzer(MBSA)」の新バージョン、「MBSA 2.0」を公開した。日本語版も同時にリリースされている。

 MBSAは、社内に存在するPCのセキュリティパッチの適用状況を検査する無償のツール。これまで提供されてきたMBSA 1.2.1同様、Windows 2000/XP、Windows Server 2003やInternet Explorer 5.01以降、Microsoft Office 2000以降、Internet Information Services (IIS)やSQL Serverなど、Microsoft Updateでサポートされるすべての製品についてセキュリティアップデート適用状況を検査できるほか、脆弱なパスワードやWindows Firewallの起動状況をはじめとするセキュリティ設定上の問題点を検査する。

 MBSA 2.0は、先日発表された更新プログラム配布サービス「Windows Server Update Services(WSUS)」や「Microsoft Update」との連携を念頭に置いたツールとなっている点が特徴。限定的ながら64bit版WindowsやWindows XP Embeddedについても検査が可能という。

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