Ping Identityは、3月に標準として策定されたSAML 2.0に対応した初めての製品をリリースした。(IDG)
ID管理ソフトウェアベンダーのPing Identityは7月6日、SAML 2.0に対応した初めての製品をリリースした。初のSAML 2.0スタンドアロンサーバとなる製品で、既存ユーザーと第2四半期に契約したユーザーがSAML 2.0 Early Adopter Programのβテスターとなることができる。
3月に正式承認されたばかりのSAML 2.0は、前バージョンにLiberty Alliance Projectの成果を追加し組み込んでいる。シングルサインオン、グローバルログアウト、アカウントリンキング、ユーザー属性のリクエストと交換などが新機能。
Ping Identityのアンドレ・デュランCEOは、「SAML 2.0のユニークな機能をいち早く導入したいという組織と意見を交換できる機会を持つことができ、うれしく思う。当社のSAML 2.0 Early AdopterはSAMLの機能を市場に導入するための最も強力で簡単な方法だと信じている」と述べている。
同社ではSAML 2.0 Early Adopter Programへの参加者を現在、募集中。
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