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» 2005年07月15日 03時16分 UPDATE

ファンタジスタはロボット――ロボカップ2005開催 (1/2)

「ロボカップ2005大阪世界大会」では、「サッカー」「レスキュー」「ジュニア」の3部門で熱戦が繰り広げられている。さまざまなロボットが躍動する様子はもはやマニアだけの楽しみではない。

[西尾泰三,ITmedia]

 大阪が熱い――インテックス大阪にて13日から19日まで(一般公開は17日まで)開催されている「ロボカップ2005大阪世界大会」(RoboCup2005 OSAKA)では、「サッカー」「レスキュー」「ジュニア」の3部門で熱戦が繰り広げられている。

 「2050年に人間とロボットの両サッカー世界チャンピオンが戦う試合の実現に向けての大きな一歩」(ロボカップ日本委員会の松原仁会長)とあるよう、夢のある目標を立て、その目標にチャレンジする課程での成果物が実生活に応用させようとするRoboCupは今年で9回目の開催となる。本大会には31カ国から300を優に超えるチームがエントリー。2000人近い参加者とロボットたちが会場を埋め尽くしている。

ロボカップサッカー

 サッカー部門では、「シミュレーション」「小型」「中型」「四足ロボット」「ヒューマノイドロボット」といった各リーグで激しい戦いが続いている。

big robo

 昨年リスボンで行われたロボカップ世界大会のヒューマノイドロボットの部門でまさに“圧勝”した「Team OSAKA」の「VisiON」は今回も強い。400MHzの「AMD Geode」と256Mバイトのメモリを備えたVisiON NEXTAは楽々と予選を突破していった。ライバルとしてはドイツのNimbRoチームが挙げられよう。ミドルサイズのヒューマノイドロボットの中には、子供の身の丈もあるものも動いていた。

 そのほかにも、小型、中型とそれぞれのリーグで熱い戦いが行われている。

小型 小型ロボットリーグ。同リーグでは天井またはロボットに備え付けられたカメラが位置情報を取得、それを基に戦略を練って行動に移すというグローバルビジョンシステムが使われている。が、昨年からフィールドが拡大されたことなどもあり、制御が難しくなっている印象を受ける。スムーズな試合運びができるチームは少なかった
中型 中型ロボットリーグ。小型ロボットリーグのようにグローバルビジョンシステムが使えないので、必然的に各ロボットが画像処理や信号処理によって環境状態を固定する必要がある。今年からゴールキックやコーナーキックも導入された
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