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» 2005年07月15日 09時33分 UPDATE

Oracle、マルチコアCPUのライセンスを変更――コア数×0.75に

プロセッサコアの数に基づいてソフトライセンス料を課す計画だったOracleが、その方針を変更した。1個のコアをプロセッサ0.75個分と見なす。(IDG)

[IDG Japan]
IDG

 米OracleはマルチコアCPU向けライセンスモデルをほかのソフトベンダーが採用しているものに近づけるつもりだが、完全に同じにはしないと同社のWebサイトには記されている。

 同社は7月15日、同社のソフトライセンスでは、マルチコアCPUの個々のプロセッサコアをCPU 0.75個分と見なすと発表する予定だ。個々のコアにライセンス料を課すという先の発表を変更した格好だ。

 これまでエンタープライズソフト企業はおおむね、顧客がソフトを走らせるのに使うプロセッサの数に応じてソフトライセンス料を課してきた。ローエンドサーバプロセッサがデュアルコア時代の夜明けを迎えたことで、この慣行には厳しい目が向けられている。AMDは既にデュアルコアOpteronをリリースしており、Intelは来年第1四半期に同様のプロセッサを投入する計画だ。

 MicrosoftとIBMは、現行および将来のIntel、AMDのデュアルコアx86プロセッサで動作するソフトについて、プロセッサコアではなくプロセッサの数に応じて課金する方針を発表済みだ。従って、デュアルコアCPUを2個搭載したサーバでWindows Serverを使う場合、4ライセンスではなく2ライセンス分の料金になる。Oracleは同じサーバに4ライセンスの料金を課す計画だった。

 しかしアナリストは、デュアルコアサーバにアップグレードしたらライセンス料が2倍になると考えると、ユーザーは決して喜ばないだろうと予測していた。

 現在Oracleはライセンスポリシーを見直しており、同社の価格設定・ライセンス担当副社長ジャクリーン・ウッズ氏は15日の記者会見でこの変更に関するより詳しい説明を行う予定だと広報担当者は認めた。

 この変更に関する詳細は14日にOracle Storeに掲載された。

 ライセンス規約のあるセクションでは以下のように説明されている。「ライセンスの必要なプロセッサの数を数える際、n個のコアを持つマルチコアCPUは、n×0.75個と見なされます。小数点以下は切り上げになります。例えば、11個のコアを持つマルチコアCPUの場合は、9個分のプロセッサのライセンスが必要になります(11×0.75=8.25で、切り上げで9になります)」

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