日本テレコム、ウイルス対策ソフトの運用を肩代わり

日本テレコムは、ウイルス対策ソフトの運用をアウトソーシングする「SecureLANs 治療ソリューション」の提供を開始した。

» 2005年07月21日 20時18分 公開
[ITmedia]

 日本テレコムは7月21日、企業向けのマネージド型セキュリティサービス「SecureLANs」に、ウイルス対策ソフトの運用をアウトソーシングする「SecureLANs 治療ソリューション」を追加し、提供を開始した。

 SecureLANs 治療ソリューションは、トレンドマイクロとの提携によって提供されるサービス。日本テレコムのネットワークサービスの顧客に、ウイルス対策ソフトと管理サーバに加え、定義ファイルの更新や運用などをひとまとめにして提供することで、ウイルス対策にまつわる手間とコストを削減するという。

 一般にウイルス対策ソフトを運用する場合、社内に管理サーバを導入して定義ファイルのアップデートをはじめとする管理作業を行う。これに対し同ソリューションでは日本テレコムのデータセンター内に管理サーバを設置し、24時間365日体制で運用する。拠点内の端末の定義ファイルアップデートは、日本テレコムの回線越しにプッシュ配信する仕組みだ。サービスにはさらに、ウイルスが大量発生した場合の注意喚起、ウイルス大量検出時の緊急対応なども含まれる。

 SecureLANs 治療ソリューションはASP形式で提供される。端末1000台の場合の料金は、センター側のサーバが月額21万円から、クライアント端末のみの管理を行う場合は月額9万9750円から。

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