日本SGIはLinuxサーバ「SGI Altix」シリーズのエントリー機として「SGI Altix 330」を発売。合わせてワークグループ向けストレージ「SGI InfiniteStorage S330」も同時発売する。
日本SGIは8月3日、Intel Itanium 2プロセッサを搭載した「SGI Altix」シリーズのエントリーマシン「SGI Altix 330」を発売した。ハイエンドの「Altix 3700」、ミッドレンジの「Altix 350」と合わせて広い範囲を同製品群でカバーできる体制が整ったといえる。
1UサイズのAltix 330は、1.3GHzから1.6GHz、オンチップ・キャッシュ3MBから6MBのIntel Itanium 2プロセッサを1または2個搭載可能で、システムメモリは最大16Gバイト。OSには Novell SUSE LINUX Enterprise Server 9などが選択可能。
また同時に、ワークグループ向けストレージ「SGI InfiniteStorage S330」も発売された。従来のTP 9000シリーズおよびTP 900シリーズの下位に位置づけられるシステムで、最新のファイバー・チャネル(FC)アーキテクチャに対応したコントローラにSATAディスク・ドライブを搭載する。持続転送レートは最大で485Mバイト/秒で、データ容量は2.8Tバイトから16Tバイト以上のデータを格納可能。
価格はSGI Altix 330が191万5000円から、InfiniteStorage S330が284万円から。
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