HDEのLinuxサーバ管理ソフトがバージョンアップ、Fedora Core 4もサポート

ホライズン・デジタル・エンタープライズは、Fedora Core 4をサポートしたLinuxサーバ管理ソフトの新バージョン「HDE Controller 4」を発表した。

» 2005年08月09日 19時28分 公開
[ITmedia]

 ホライズン・デジタル・エンタープライズは8月9日、Linuxサーバ管理ソフトの新バージョン「HDE Controller 4 Professional Edition」「同LG Edition」「同ISP Edition」を発表した。

 HDE Controllerは、ユーザーアカウントの発行やWeb、メール、ネットワークといった各種サービスの設定など、サーバ運用に必要となる作業をGUIベースで行えるようにするソフトウェア。新バージョンでは新たにFedora Core 4に対応したほか、ユーザーインタフェースを一新。使用頻度の高い機能を常にインタフェース上に表示させる「お気に入り機能」が追加された。

 企業/学校向けのProfessional Editionや自治体向けのLG Editionでは、新たにLDAPをサポートし、ディレクトリサービスを利用できるようになった。

 またホスティング事業者を対象としたISP Editionでは、管理コンソールからCGIスクリプトをインストールできる機能が加わり、ブログや掲示板などのサービスを容易に提供できるようになった。さらに、送信者を詐称したスパムメールやフィッシングメールを見分けるSPFやDomainKeysといった送信者認証技術にも対応したという。

 価格は、Professional Editionが11万8335円から、LG Editionは15万3300円から、ISP Editionは15万4560円から。8月30日より順次販売が開始される。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ