ホライズン・デジタル・エンタープライズは、Fedora Core 4をサポートしたLinuxサーバ管理ソフトの新バージョン「HDE Controller 4」を発表した。
ホライズン・デジタル・エンタープライズは8月9日、Linuxサーバ管理ソフトの新バージョン「HDE Controller 4 Professional Edition」「同LG Edition」「同ISP Edition」を発表した。
HDE Controllerは、ユーザーアカウントの発行やWeb、メール、ネットワークといった各種サービスの設定など、サーバ運用に必要となる作業をGUIベースで行えるようにするソフトウェア。新バージョンでは新たにFedora Core 4に対応したほか、ユーザーインタフェースを一新。使用頻度の高い機能を常にインタフェース上に表示させる「お気に入り機能」が追加された。
企業/学校向けのProfessional Editionや自治体向けのLG Editionでは、新たにLDAPをサポートし、ディレクトリサービスを利用できるようになった。
またホスティング事業者を対象としたISP Editionでは、管理コンソールからCGIスクリプトをインストールできる機能が加わり、ブログや掲示板などのサービスを容易に提供できるようになった。さらに、送信者を詐称したスパムメールやフィッシングメールを見分けるSPFやDomainKeysといった送信者認証技術にも対応したという。
価格は、Professional Editionが11万8335円から、LG Editionは15万3300円から、ISP Editionは15万4560円から。8月30日より順次販売が開始される。
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