MS、MSDN登録者にVisual Studio 2005を優先提供

Visual Studio 2005とSQL Server 2005のリリース候補は9月12日に公開される予定。Team Foundation Serverの3番目のβは11月7日公開。（IDG）

[IDG Japan]

　MSDN（Microsoft Developer Network）の登録者は、開発ツールセット「Visual Studio 2005」とデータベース「SQL Server 2005」の正式版を、11月7日の正式リリースに先駆けて、10月中旬から下旬に入手できる。

　一部デベロッパーからはVisual Studio 2005の3番目のβを求める声も出ているが、Microsoftはこれ以上のβリリースは行わない計画だ。

　ただ、米ロサンゼルスでMicrosoft Professional Developers Conference（PDC）が開かれる9月12日ごろをめどに、Visual Studio 2005のリリース候補が公開される予定。

　Visual Studio 2005（コードネームWhidbey）ではパフォーマンスとコーディングの強化が図られ、Team Systemバージョンを通じてアプリケーションライフサイクル管理を導入している。SQL Server 2005（コードネームYukon）はビジネスインテリジェンス、非同期キューイング、XMLサポートなどの分野で強化が図られている。

　Microsoftは11月7日にTeam Foundation Serverの3番目のβもリリース予定。このサーバソフトはTeam Systemの一部として、デベロッパーコラボレーションと変更管理機能を提供する。Team Foundation Serverの正式版は2006年1〜3月期中にリリース予定。