情報漏えい防止ソリューション「秘文」、海を渡る

日立ソフトとKDDIネットワーク&ソリューションズは、日立ソフトの情報漏えい防止ソリューション「秘文(ひぶん)」の英語版を北米、欧州、アジア地域で販売する。

» 2005年09月02日 16時20分 公開
[@IT]

 日立ソフトウェアエンジニアリング(日立ソフト)とKDDIネットワーク&ソリューションズ(KNSL)は9月1日、日立ソフトの情報漏えい防止ソリューション「秘文(ひぶん)」の英語版を北米、欧州、アジア地域で販売すると発表した。個人情報保護法(個人情報の保護に関する法律)の施行により、日本法人の海外支店や現地法人にもニーズがあると判断した。国内では1700社150万ライセンス(2005年7月現在)の導入実績がある。

 日立ソフトは11月にも、ドライブ/メディア/ファイルの暗号化を行う「秘文AE Information Cypher」や外部媒体への持ち出し・印刷制御を行う「秘文AE Information Fortress」、ログ収集とユーザー管理を行う「秘文AE Server」の3製品の英語対応版を発売する見通し。

 KNSLが一次代理店となり、海外販社向けに24時間365日体制で日本語と英語によるサポート窓口を設置する。また、KDDIの米国現地法人および日立ソフトウェアエンジニアリングアメリカが販社となり、「秘文」の販売、導入構築、SEサポートを行う。

 アメリカ合衆国、イギリス、フランス、ドイツ、オランダ、ベルギーなどにおける日系企業の現地法人をターゲットに営業活動を展開する。両社は3年間で20万ライセンスの売り上げを目指している。

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