Microsoft、9月の月例セキュリティアップデートをキャンセル

MSはWindowsのバグに関するセキュリティアップデートをリリースすると予告していたが、翌日になってキャンセルした。

» 2005年09月10日 09時44分 公開
[ITmedia]

 9月8日、Microsoftは9月13日の月例セキュリティアップデートについて「緊急の脆弱性を修正するフィックスは1件」と予告したが、翌日になってこの記述を取り消し、9月13日にはセキュリティパッチをリリースしないことを明らかにした。

 Microsoftはテストプロセスの後半部分で品質的問題に遭遇し、追加のテストと開発を必要とすることが発覚したため、とその理由を説明している。同社はテストを追加し、品質の高いアップデートを送り出すことが利用者のためだと言い添えた。

 問題のパッチは、未確認のWindowsのバグを修正するもので、緊急度は「critical(緊急)」。「ユーザーの介入なしで、ワームがこのバグを悪用する恐れがある」とされている。

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