Google、パーソナライズ検索を正式版に

Google Personalized Searchの正式版では、不要な検索結果を排除できる機能も追加された。

» 2005年11月11日 08時29分 公開
[ITmedia]

 米Googleは11月10日、「Google Personalized Search」の正式版を立ち上げた。

 このサービスは、以前の検索クエリーに基づき、ユーザーの好みに合わせてGoogleの検索結果を調整するというもの。Googleアカウントを持つユーザーなら誰でも利用できる。

 同サービスは検索履歴とクリックされた検索結果から学習し、ユーザーにとって重要と判断した検索結果を上位に持ってくる。例えば、最近iPodアクセサリを検索したユーザーが「apple」というキーワードを検索すると、Apple Computerに関連する検索結果がリンゴに関連する検索結果より上位に表示されるとGoogleは説明している。

 またPersonalized Search正式版には、「Bookmarks & Searchable Labels」「Remove Results」という新機能が追加されている。前者は、ブックマークの作成や、検索履歴の項目に検索可能なラベルや注釈を付けることができる機能。後者は、不要な検索結果を今後の検索から排除できる機能だ。1回の検索または今後のすべての検索から、Webページあるいはサイト全体を排除することができる。

 さらに正式版は39ドメイン、12言語に対応。Personalized Homepageも17ドメイン、12言語に拡大された。

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