ブルーコートシステムズは、スパイウェアの検出に特化したアプライアンス製品「Spyware Interceptor」を発表した。
ブルーコートシステムズは11月15日、スパイウェアの検出に特化したアプライアンス製品「Spyware Interceptor」を発表した。
ブルーコートは、プロキシサーバとして動作しながらウイルスやスパイウェアなど悪意あるソフトウェアの侵入を防ぐセキュリティ製品「ProxySGシリーズ」で知られる。今回リリースされたSpyware Interceptorは、悪意あるソフトウェアの中でも被害が急増しているスパイウェアの対策に絞った製品だ。
Spyware Interceptorは、ProxySGシリーズ同様、ゲートウェイ上に設置して利用する。特許申請中のスパイウェア防御対策エンジン「SCOPE(Spyware Catching Object Protection Engine)」を搭載しており、既知のスパイウェアだけでなく未知のスパイウェアにも対応し、そのログを記録するという。
従業員1000名以下の中小規模のネットワークを対象としているため、運用管理負担の軽減にも注意を払った。新たに発見されたスパイウェアのプロファイル(定義ファイル)や新規モジュールは自動的にアップデートされるほか、8ステップで導入を完了できる導入ツール、クリックだけで防御レベルを調整できる管理ツールなどが提供される。
Spyware Interceptorの価格はオープンプライス。ブルーコートでは2006年春をめどに日本語対応を図る予定だ。
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