SQL Server 2005への移行も支援、NetAppが高速バックアップツール

日本ネットワーク・アプライアンスは、Microsoft SQL Serverの高速バックアップ/リカバリに特化した「NetApp SnapManager 2.0 for SQL Server」の提供を開始した。

» 2005年11月16日 19時27分 公開
[ITmedia]

 日本ネットワーク・アプライアンスは11月16日、Microsoft SQL Server 2005の発表を前に、同製品の高速バックアップ/リカバリに特化した「NetApp SnapManager 2.0 for SQL Server」の提供を開始した。SQL Server本体のバックアップ/リカバリに加え、SQL Server 2005への移行を支援するためのツールとしても提供していく。

 NetApp SnapManagerは、特定のデータベースアプリケーションに特化した形で、バックアップ/リストアを高速かつ容易に行えるようにするデータ管理ソフトウェア。同社が提供するファイバチャネル(FC)対応のSANシステムやiSCSI/IP SANストレージシステムと組み合わせて利用できる。

 NetApp SnapManager 2.0 for SQL Serverは、文字通りSQL Serverに対応した製品。スナップショットテクノロジをベースに瞬時のバックアップ/リストアを行うことができる。「NetApp DataONTAPR 7G」を組み合わせれば、独自のFlexVolテクノロジによりSQL Serverのデータを統合し、ストレージリソースの利用率を最大化できるほか、「NetApp SnapMirror」との併用により、データの複製やミラーリングを容易に行えるという。

 また、高い可用性を備えたシステムを実現する「Microsoft Cluster Server」、信頼性の高いFC/IP SAN環境を実現する「Microsoft Multipath I/O(MPIO)」にも対応している。

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