インタビュー
» 2005年11月10日 20時13分 公開

「SQL Server 2005」は自信に満ちた製品(1/2 ページ)

マイクロソフトのビッグプロダクト「SQL Server 2005」のリリースが一週間後に迫った。高度なBI機能を搭載するなど、次世代のDBアプリケーションを予感させるSQL Serverは、どのような製品に仕上がっているのだろうか。

[柿沼雄一郎,ITmedia]

 マイクロソフトによる次世代のソフトウェア開発環境となるVisual Studio 2005と、さらなる機能性を追及したデータベースであるSQL Server 2005の発表が、一週間後に迫った。

 そこで、製品リリース間近のあわただしい中で、サーバプラットフォームという観点からSQL Serverというビッグプロダクトにどのような期待をかけているのかを、マイクロソフト 業務執行役員 サーバープラットフォームビジネス本部長のガース・フォート氏に聞いた。

ITmedia フォートさんが率いるサーバープラットフォームビジネス本部では、どのような活動がどのくらいの体制で行われているのでしょう。

フォート氏 私はかれこれ10年ほどMicrosoftで仕事をしています。最初はOfficeグループ、次にデベロッパーツール部門に所属していましたが、現在のサーバービジネス担当になってからはもう5年以上になります。日本では3年前から現在の職務にあたっています。

 サーバープラットフォームビジネス本部では、以下の3つの分野について注力しています。まず、言うまでもなくWindows Server Systemです。カスタマーロイヤルティを持つプラットフォームとしての価値を訴求しています。また、プロダクトについてセールス部門への技術的支援も行っています。それともう1つ、国内のパートナーとビジネスチャンス創出のための協業体制を築いています。

 チーム規模ですが、われわれの認識では日本は世界的に見ても二番目に大きなIT市場を抱えており、そのための適切な投資を行っています。ですので本社よりは規模は小さいのですが、中国よりは大規模な構成になっています。

ITmedia それほど大きな市場を持つ日本でのプラットフォームビジネスの成果には、どのくらい満足していますか?

フォート氏 何にでも改善のチャンスは常にあると思っています。しかしながら現在における企業の投資という面では、われわれのようなITを提供する会社やベンダーが満足できるレベルに達しています。私の大きな目標としては、日本のたくさんのお客様から信頼できるプラットフォームのプロバイダーだと認識されるように努力したいと思っています。

ITmedia 今年6月に発表された「PLAN-J」ですが、サーバビジネスとしてはどのような部分に主軸をおいて推し進めるのでしょう?

フォート氏 ISVとの関係、つまりエコシステムをさらに改善していくことができると考えています。SQL Server 2005では、さらに幅広いパートナーとの協業が期待できるでしょう。また、64ビットプラットフォームによるミッションクリティカル分野でも、NEC、富士通、日立といった大きなベンダーの力を借りて成功を収めることができました。今後もこうした協力体制を維持していくことが大切だと思います。

ITmedia 今年5月にはx64 Editionsがリリースされました。そしていよいよSQL Server 2005もリリースされます。市場の反応や先行きの見込みは?

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