三菱電機、専用USB以外への書き込みを禁止するセキュリティソフト

三菱電機は12月12日、専用USBデバイスを組み合わせて情報漏えいを防ぐセキュリティソフトウェア「MistyGuard CRYPTOFILE LOCK for Mobile」を発表した。

» 2005年12月12日 16時51分 公開
[ITmedia]

 三菱電機は12月12日、専用USBデバイスを組み合わせ、USBメモリ経由の情報漏えいを防ぐセキュリティソフトウェア「MistyGuard CRYPTOFILE LOCK for Mobile」(CRYPTOFILE LOCK for Mobile)を発表した。

 CRYPTOFILE LOCK for Mobileは、セキュリティ用の「キー」とデータ保存用の「メモリ」としての機能を一体化した専用USBデバイスと組み合わせて利用する。専用USBデバイスをPCに接続すると、CD-ROMなど他のリムーバブルメディアへのデータ書き込みを行えないようにし、専用USBデバイス経由でしかデータを外部に持ち出せないようにする。

 専用USBデバイスへのアクセスは、パスワード認証で保護する。CRYPTOFILE LOCK for Mobileを導入していないPCでも、パスワードを入力すればデータの読み込みが可能だ。

 三菱電機はCRYPTOFILE LOCK for Mobileによって、データの持ち歩きという利便性を確保しながら、情報漏えいを防ぐことができるとしている。また、同社のセキュリティ製品「MistyGuard CRYPTOFILE PLUS」と組み合わせることにより、データの暗号化も可能という。

 CRYPTOFILE LOCK for Mobileの対応プラットフォームはWindows 2000/XPで価格は、10ユーザーライセンス付きの基本パックが12万6000円から。12月13日より三菱電機インフォメーションシステムズを通じて販売を開始する。

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