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» 2005年12月22日 12時38分 UPDATE

RSAセキュリティ、サン電子とS/MIME実装によるフィッシング対策ソリューションを展開

RSAセキュリティは12月22日、フィッシング詐欺対策ソリューションの開発・販売でサン電子と提携したと発表した。企業の会員向けメール配信システムなどでの採用を見込む。また、両社は共同でフィッシング詐欺対策に関するマーケティングやソリューションの販売活動を行っていく。

[ITmedia]

 RSAセキュリティは12月22日、フィッシング詐欺対策ソリューションの開発および販売でサン電子と提携したと発表した。

 S/MIMEは、電子メールの電子署名による認証と暗号化を行うプロトコル。特に送信者認証の機能は、送信元を騙るフィッシング/スパムメールへの有効な対応策として、企業のメールサーバ向けゲートウェイなどで実装されるケースも増えてきている。

 サン電子はS/MIMEの電子署名や暗号化の機能をメールシステムに実装するためのライブラリ「S/MIMEエンジン」を開発、RSAセキュリティのデジタル証明書管理機能開発用SDKである「RSA BSAFE Cert-C」を利用してこれをパッケージ化した。RSAセキュリティは、S/MIMEエンジンを同社の「RSA BSAFEフィッシング対策ソリューション」として、金融機関やインターネットショッピングサイトなど、会員向けメール配信においてフィッシング詐欺の対策を検討する企業に売り込む。

 またサン電子では、このS/MIMEエンジンを組み込んだメールゲートウェイ「SPIS-BOX SMS-200」(SPIS-BOX)を販売する。SPIS-BOXは、既存のメールサーバに接続するだけで自動的に電子署名をメールに付加することができる製品。

 BSAFEフィッシング対策ソリューションの価格は1ドメイン/1サーバが250万円で、その場合の年間保守料は37万5000円となる。SPIS-BOX SMS-200の価格は、1年間の使用ライセンスで、企業の代表メールアドレス向け電子証明書の場合が16万8000円、社員向けのクライアント証明用電子証明書の場合が8400円。そのほか初期導入費として140万円などが必要。

 電子署名の付加には、パブリック認証局が発行する企業向けS/MIME証明書が必要となる。BSAFEフィッシング対策ソリューションとSPIS-BOXには、あらかじめRSA Securityのルート証明書が含まれており、S/MIME証明書を用意すれば署名付きのメール配信が可能。RSAセキュリティでは、同社が認定するインテックの企業向けS/MIME証明書「EINS/PKI+ セキュアメール・サイン」の利用を推奨している。EINS/PKI+ セキュアメール・サイン証明書は、1枚につき年間のライセンス使用料が5万円。なお、2006年3月末までは3万5000円のキャンペーン価格で提供される。

 両社は今後、BSAFEフィッシング対策ソリューションおよびSPIS-BOXによるフィッシング詐欺対策に関して、S/MIME電子署名のニーズを持つ企業向けにマーケティングや販売活動を共同で行うとしている。

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