ネットワールド、データベースアクセス監視ソフト「Chakra」を販売

ネットワールドとNSTジャパンは、データベースセキュリティに特化した監視ソフト「Chakra」の販売に関して提携を結んだ。

» 2006年01月30日 19時28分 公開
[ITmedia]

 ネットワールドとNSTジャパンは、データベースセキュリティに特化した監視ソフト「Chakra」の販売に関して提携を結んだ。

 Chakraは、韓国のWare Valleyが開発したデータベースアクセス監視ソフト。データベースサーバに対する操作をリアルタイムに監視し、いつ、どのユーザーが、どういったアプリケーションを経由してどのようなSQL文を実行したか、またその結果はどうだったかをログとして記録する。こうした記録は、後の監査証跡に役立てることが可能だ。

 さらに、権限を持たないユーザーによる全顧客情報の引き出しといった不正な操作、指定された時間帯・端末以外からのアクセスなどを遮断することで、データベースに保管された重要な情報を保護する。

 対応データベースはOracleのほか、IBM DB2 UDB、Microsoft SQL Server、Sybase ASEで、エージェントソフトなどをインストールする必要はない。このため、既存のデータベースに影響を与えることなくロギング、監査を行える点も特徴という。

 Chakraの動作プラットフォームはWindowsとLinuxで、価格は300万円から。ネットワールドでは今回の提携により、セキュリティ製品のラインアップを強化し、初年度100セットの販売を目指す。

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