NTTコムウェア、自身で導入効果を診断する指紋認証ソリューションを販売

NTTコムウェアは、個人情報保護対策ツールや個人情報保護法ガイドを無償でセットした企業向け指紋認証ソリューション「e-UBF Small Office Kit プラス」を販売開始する。

» 2006年02月09日 19時34分 公開
[ITmedia]

 NTTコムウェアは、個人情報保護対策ツールや個人情報保護法ガイドを無償で同梱した企業向け指紋認証ソリューション「e-UBF Small Office Kit プラス」を2月15日より販売開始する。1セットの税込価格は75万6000円。

 e-UBFは、指表面の凹凸断面を数値化して高速認証する周波数解析方式を採用した指紋認証システム。数万人単位規模での運用において指紋登録や認証に失敗したことがないという。

 セキュリティ製品の導入効果を最大限に生かすには、その運用状況の把握や分析、リスクや改善点の検討が必要になる。そこでNTTコムウェアでは、e-UBF Small Office Kitに、ヒューコムが開発する個人情報保護対策ツール「PRAS with e-UBF」、同じく同社が発行する「個人情報保護法リファレンスガイド」とを組み合わせて提供。これによって、e-UBF Small Office Kitの導入でどの程度のリスク回避ができたかを管理・運用者が自ら診断、分析して、その対策が検討できる。

 PRAS with e-UBFは、日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)基準での情報資産価値の算定、個人情報が適切な過程を経ているかを診断するライフサイクル診断、組織のリスク対策診断、診断結果に対するアドバイザリなどの機能を提供する。

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