GNOME 2.14がリリース

新版には管理ツールの「Pessulus」と「Sabayon」が組み込まれ、VoIPクライアントのEkigaは2.0にバージョンアップした。

» 2006年03月17日 08時26分 公開
[ITmedia]

 Linuxに使われているデスクトップ環境の新版GNOME 2.14がリリースされた。新しい管理ツールの搭載など各種の機能強化が盛り込まれている。

 2.14で組み込まれた管理ツールのうち、「Pessulus」ではGNOMEデスクトップの特定機能を停止させることができる。例えば企業やインターネットカフェなどで、ユーザーがパネルの編集やコマンドライン利用をできないようにすることが可能。また、「Sabayon」ではユーザーグループのプロファイルを作成できるようになった。

 VoIPクライアントのEkiga(旧称GNOME Meeting)はバージョンアップして2.0となり、SIPとH.323の両方のサポートによる音声/ビデオ機能に対応した。

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