Winny導入のPCではデータ復号できないUSBメモリ、イーディーコントライブ

イーディーコントライブは、WinnyがインストールされたPCではデータの復号を行えないセキュリティ機能付きのUSBメモリを発表した。

» 2006年03月28日 12時31分 公開
[ITmedia]

 イーディーコントライブは3月28日、WinnyがインストールされたPCではデータの復号を行えないセキュリティ機能付きのUSBメモリ「Safety Disclosure Container FW(Find Winny)」を発表した。

 同社はこれに先立つ3月22日に、ファイル復号化時にPCのHDD内を走査し、ディスク内にWinnyが存在する場合、復号プログラムの起動を停止する暗号化ソフト「Safety Disclosure Find Winny」を発表している。Safety Disclosure Container FWは、このWinny検索機能を暗号化機能を備えたUSBフラッシュメモリ「Safety Disclosure Container」に追加したもの。

 Safety Disclosure Container FWに格納されたデータは暗号化され、仮に移送先のPCにWinnyがインストールされていた場合は復号化されないため、平文のままの情報が漏えいしてしまうリスクを抑えることができる。移送先PCが自宅などに置かれた私用PCであっても確実に対策できること、ユーザーの教育やPCの設定変更などの手間を掛ける必要がないことなどが特徴だ。

 Safety Disclosure Container FWは受注生産となる。価格や販売形態などについては要問い合わせ。

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