ボーダフォンのJava仕様を満たすJava VM「JBlend」をサムスンが採用した。
アプリックスは30日、同社のJavaアプリケーション開発プラットフォームの「JBlend」が、サムスンによる端末「Vodafone 804SS」で採用されたことを発表した。
Vodafone 804SSは、3Gケータイとして薄型軽量な端末として注目されているものであり、サムスン初の日本市場発売製品となる(関連記事)。JBlendとポーティングレイヤーの結合、アプリックスが提供するコンサルタントとインテグレーションサービスによって、ボーダフォンのJava仕様に対応した効率的な実装を実現したという。
Vodafone 804SSで利用されたJBlendは、Connected Limited Device Configuration(CLDC)1.1(JSR-139)、the Mobile Information Device Profile(MIDP)2.0(JSR-118)を満たすものであり、2Dスプライトや3Dグラフィクスクラスライブラリを含むボーダフォン独自のJava仕様となっている。
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