S/MIME電子署名をゲートウェイ側で一括付与、オレンジソフトがアプライアンス

オレンジソフトは、S/MIMEに基づく電子署名をゲートウェイで一括して付与するアプライアンス「BRODIAEA emailProtector Signning Edition」の販売を開始した。

» 2006年04月10日 18時48分 公開
[ITmedia]

 オレンジソフトは4月10日より、S/MIMEに基づく電子署名をメールに付与するゲートウェイ型アプライアンス「BRODIAEA emailProtector Signning Edition」の販売を開始した。価格は150万円から。

 S/MIMEによる電子署名は、送られてきた電子メールの送信元を確認できるため、フィッシングメールを防ぐ有効な手段の1つとなっている。しかし、S/MIME対応のメールクライアントが必要となるほか、さらに署名用の電子証明書の発行、更新や運用といった手間が掛かるため、広く普及しているとは言い難い。

 BRODIAEA emailProtector Signning Editionは、メールゲートウェイとして動作するとともに、ゲートウェイ側で一括して電子署名の付与を行うことにより、この手間を省く製品だ。電子証明書の管理もアプライアンス側で一括して行えるため、運用、管理を容易に行えるという。

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