Bagleのスパムツール配布サイトが起動

F-Secureによれば、Bagleワームの感染マシンに新しいスパムツールを植え付けるダウンロードURLが有効になった。

» 2006年04月18日 08時16分 公開
[ITmedia]

 Bagleワームの感染マシンに新しいスパムツールを植え付けるダウンロードURLが有効になったとして、セキュリティ企業のF-Secureが注意を呼び掛けている。

 F-Secureの4月16日付のブログによると、これらダウンロードリンクは約50秒ごとに新しいバージョンのマルウェアを植え付けようとする。今回は「SpamTool.Win32.Bagle.g」というスパムツール配布に使われているという。

 問題のダウンロード用リンクは、スロバキアにある不動産業者のサイト「www.bbrealservis.sk」に置かれていたが、後にこのリンクはダウンし、マルウェアも削除された。しかしその後、「www.benininfo.com」というURLを使って同じことが繰り返されているという。

 F-Secureでは管理者に対し、当面の措置として、問題のURLへのアクセスを遮断するよう勧告している。

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