マーキュリー、エージェントレス型システム監視ソフトを強化

マーキュリー・インタラクティブ・ジャパンは、エージェントレス型システム監視ソフトの最新バージョン「Mercury SiteScope 8.1」を発表した。

» 2006年04月18日 23時33分 公開
[ITmedia]

 マーキュリー・インタラクティブ・ジャパンは4月18日、システム監視ソフトの最新バージョン「Mercury SiteScope 8.1」を発表した。

 Mercury SiteScopeは、監視対象となるシステムに専用エージェントなどをインストールすることなく、パフォーマンスや障害の状況を監視し、管理者に異常を通知する管理ソフトウェア。エージェントレスのアーキテクチャを採用しているため、監視対象となるシステムやアプリケーションを停止させることなく、変更や追加に柔軟に対応できる点が特徴だ。

 新バージョンでは「Windowsサービスステートモニタ」などが追加され、65種類以上のモニタを通じて監視を行える。またユーザーインタフェースを改良し、ダッシュボードを通じてシステムの状況を把握できるほか、ビューをカスタマイズし、収集した監視データをより迅速に分析できるようにした。

 さらに、サービスレベルや障害時の対応優先度などに応じて監視対象を分類した上で、重要度の高いシステムを重点的に監視できる機能が追加された。報告されたエラーが誤検出なのか、それとも本当の問題なのかの判断を支援する「データ収集成功」インジケータも追加されている。

 Mercury SiteScope 8.1の価格は、25ポイントの監視指標を設定できるエントリーモデルが32万円から。4月20日より販売を開始する。

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