サン、シンクライアント端末「Sun Ray 2/2FS」を発表

サンは、シンクライアント端末「Sun Ray 2/2FS」と環境構築用サーバソフトの最新版を発表した。

» 2006年05月17日 13時44分 公開
[ITmedia]

 サン・マイクロシステムズは5月17日、シンクライアント端末「Sun Ray 2/2FS」などを発表した。

 「Sun Ray 1g」の後継となる端末。筐体から電源を取り除き、SunRay 1gと比較して小型、軽量化を図った。最大消費電力を30ワットに抑え、通常時の消費電力もSun Ray 2で4ワット以下、Sun Ray 2FSは8ワット以下まで低減させたという。

 またSun Ray 2FSでは、10/100Base-Tイーサネットポートに加え、 光ファイバー・ネットワークポート100Base-FXを標準搭載したほか、2つのDVIビデオポートを備え、2台のモニタを1台のモニタのように利用できるネイティブデュアルヘッド環境(Xineramaモード)構成が可能。また、シリアルポートや背面とフロントパネルにUSBポートを装備した。

Sun Ray 2 Sun Ray 2

 サンは同時に、Sun Rayシステム構築用のサーバソフトウェアの最新版「Sun Ray Software 4」も発表。最新版では、新たにWindowsデスクトップやWindowsアプリケーションをSun Ray上で利用可能にする「Sun Ray Connector for Windows」、Sun Rayクライアントのユーザー環境をサーバ側から集中管理する「Desktop Manager」などを搭載した。

 価格は、Sun Ray 2/2FSがそれぞれ3万7000円、7万5,000円。Sun Ray Software 4が1シートライセンスあたり1万8000円となっている。

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