トレンドマイクロ、一元管理が可能な中小企業向けスパイウェア対策ソフト

トレンドマイクロは、Webコンソールを通じて一元管理が可能な中小企業向けのスパイウェア対策専用ソフト「スパイバスター ビジネスセキュリティ」を発表した。

» 2006年05月23日 19時57分 公開
[ITmedia]

 トレンドマイクロは5月23日、中小企業向けのスパイウェア対策専用ソフト「スパイバスター ビジネスセキュリティ」を発表した。

 スパイバスター ビジネスセキュリティは、同社が2006年1月にリリースした個人向けのスパイウェア対策専用ソフト「スパイバスター2006」をベースに、企業向けの管理機能を追加した中小企業向けの製品だ。システムのうち、スパイウェアが潜みやすい領域から優先的に検索を実施することにより効率的にスパイウェアを検出できること、サードパーティ製のセキュリティソフトとの共存が可能なことなどが特徴という。

 Webベースの専用コンソールでは、各端末におけるパターンファイルのアップデート状況やスパイウェア検出状況を把握できるほか、設定変更、スパイウェア検索などの実行が可能だ。またActive Directoryが導入されている環境では、スパイバスター ビジネスセキュリティがインストールされていないクライアントを発見すると、自動的にインストールを行う機能も備えている。

 スパイバスター ビジネスセキュリティの価格は、1ライセンス当たり3990円、5ユーザーパックは1万9950円などで、6月20日より販売が開始される。また、中小企業向けの総合セキュリティソフト「ウイルスバスター ビジネスセキュリティ」にも同梱される。

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